シックハウス症候群治療=病院の症状診断と建築基準法の原因物質対策

シックハウス症候群症状

シックハウス症候群とは、新築やリフォーム後、入居者がうつ病をはじめ、倦怠感・眩暈・頭痛・湿疹・呼吸器疾患などの症状を訴える者の周囲の人には理解困難な「住宅災害」です。
シックハウス症候群は〈気のせい〉とか〈気合が足りない〉とかいった気の持ちようのせいで発症するのではなく、ホンモノの「被害&大病」であり欠陥住宅トラブルになります。

住まいで悩む夫婦の写真

シックハウス症候群は夫婦の間でも、家に長くいる奥さんの方に症状が現れて、旦那さんは〈わけわからん〉ことが多いです。
奥さんが始終ふさぎこみがちだったり、夫が帰宅するなり「今日、昼間に鼻血が出て止まらなかった」と泣かれたり。夫・家族にさえ(病院で診断結果を得るまでは)理解困難な症状です。
筆者には、身近にシックハウス症候群の症状が出た知人がいるので、本当に酷い「人害・公害」だと感じます。

シックハウス症候群被害が大問題にならない理由は、普通の公害病と違って、〔1社に対して、集団の被害者がいる〕わけじゃなく、被害者が訴えを起こさずに個別にシックハウス症候群治療に自ら自費で通い、自費でリフォーム費用を出費し、自らシックハウス被害の証拠を消してしまうからです。
旦那さんや夫方の親がシックハウス症候群の症状に理解がないと、離婚ならまだしもネグレクトをはじめとした刑事事件にも発展しかねません。

シックハウス症候群の治療的リフォーム

シックハウスの原因は、建築材料・塗料や壁紙の接着剤や家具に含まれるホルムアルデヒドや、シロアリ防蟻剤、木材腐朽防止の防腐剤から発生する揮発性有機化合物があるとされます。
新築時に起ることが多いので、「家建てたばかりで、また、クロス張替え(=壁紙リフォーム)かよ・・・」と感じて、シックハウス原因の〈廃除〉に積極的になれない人も多いそうです。
でも、奥さんや子供が落ち込みがちの家庭では旦那さんがセンシティブにこれに気付き、早めに〔病院いってマトモに治療〕して、簡単にでもいいから、対処的なリフォームをすぐにでもすべきです。

シックハウス症候群治療と共に気をつけたいこと

  1. 窓枠に簡易設置できる換気扇を買ってくる(工事不要)。
  2. 揮発性有機化合物を使った建材の箇所を修繕し交換する。
  3. 防腐剤・防蟻剤を使わない床下構造にリフォームしなおす。
  4. 新築住宅なら竣工後に十分な換気を行う。
  5. シックハウス原因となる家具は徹底的に調査して廃棄する。

建築基準法に基づくシックハウス対策について-シックハウス対策に係る法令等|国土交通省

シックハウスの病院治療費・弁護士費用

上記は自己所有の自宅でホルムアルデヒドに反応した際の対策ですが、賃貸の新築マンションに引っ越してきて、シックハウス症候群になったのなら、対策は変わります。
賃貸に住み始めてシックハウス症候群の症状が出たら、病院でシックハウス症候群の診断書を取り、シックハウス症候群の原因物質の調査手続きをして、居室にシックハウス症候群の原因物質がある証拠を押さえます。
その診断書と証拠の調査結果をマンション所有会社・管理会社に補償を請求して、さっさと引っ越したほうがいいでしょう。

これらは、もちろん消費者トラブルに強い弁護士に依頼するほうがいいでしょう。
シックハウス症候群症状の原因物質のあるマンションなんて、最悪の事故物件・訳あり物件です。人が死亡した訳あり物件よりタチが悪い物件です。
その辺を弁護士がうまく圧力かけてくれれば、病院治療費・引越し代・弁護士費用はキッチリ返ってくるはずです。

調査員イメージ

シックハウス症候群治療

シックハウス症候群治療のためのリフォームをすべきと述べましたが、世には「リフォーム(&リノベーション)してから妻がおかしくなった」なんていうリフォームトラブル相談例もあります。
こういった時に施工したリフォーム屋に文句を言っても、「壁塗りたてだからシンナーの臭いで辛いのかも。しばらく換気を良くして下さい」なんて、完全に見当違いな中学生的意見で丸め込んできます。

リフォーム屋にクレームする前に、まず、病院いって、診断してもらいましょう。
弁護士さんも東京都内の先生でないと、「シックハウス症候群です」と相談したって、病名自体、今だにピンと来ない人も多いです。とにかく診断書をとること&治療が先決です。
春先とかだと花粉症みたいな鼻水症状から出るので、「リフォームしたら花粉症になっちゃった」等と軽く考えてしまいますが、いずれ、喉の渇き・吐き気・目のチカチカ・湿疹など重くなっていきます。

シックハウス症候群治療の病院と対策

厚労省や文科省および各市町村ではシックハウスに関する13種類の化学物質について〈室内濃度指針値〉という安全と危険の境界値を公表しています。

この数値以下だから安全とは言えませんが、一応の目安のようです。
もし、シックハウスの被害者だという可能性が出てきたら、病院に行くのと同時にこれら13の原因物質の濃度を測定し種類や発散場所を特定する〈被害者としての活動〉も必要です。
ただし、ネットで検索して業者(住宅診断=ハウスドクター・エスクロー)を探して調査を依頼するのは、シックハウスリフォームをした張本人のリフォーム業者側に寝返られる可能性(ゼロではない)を考えるとやめた方が賢明です。

病院でシックハウス治療と診断書

病院で診断書が取れたら、もう弁護士さんに相談してもいいかなと思います。診断業者も弁護士に探してもらうと楽でしょう。
ただし、借金相談や債務整理を宣伝してる弁護士だけはやめた方がいいです。自己破産手続きしかやったことない、本当の民事裁判経験がゼロの可能性もあり、かつ着手金だけパクられる可能性があります。

病院に行くほうを優先すべき理由は、シックハウスに見識のない弁護士さんのトコに直接行ってもお互い話しが噛み合わないけれど、医師の診断書を取ったら弁護士に依頼する仕事を【リフォーム業者への注意義務違反】に絞れるから。指針さえ打ち出したら、《シックハウス訴訟》までやらなくても、弁護士が入ったことでリフォーム業者が折れて、リフォーム費用や慰謝料を弁済&損害賠償してくる可能性も高いです。

シックハウス建築基準法

シックハウス対策に関係する建築基準法は、化学物質のクロルピリホス及びホルムアルデヒドに関するものです。

建築基準法によるクロルピリホスの規制については、クロルピリホスを添加した建築材料の使用が完全に禁止されています。よって、わざわざクロルピリホスを使用した健在を使うリフォーム業者もいないでしょう。
怖いのは、一般的に「シックハウス症候群=ホルムアルデヒド」として知名度の高いほうのホルムアルデヒドのほうが禁止じゃなくて建築制限(使用制限)されているだけな点です。
ホルムアルデヒドに関する建築基準法の対策は制限にとどまるところから、様々なトラブルが起こるわけです。

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建築基準法のシックハウス症候群・原因物質規制

建築基準法によるシックハウス症候群の原因物質規制は以下のとおりです。

クロルピリホス
クロルピリホスに関する規制としては、住宅などには全面禁止です。
ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドに関しては、内装仕上げ制限・換気設備の義務・天井裏の制限を受けます。
  • 内装仕上げ制限(居室の種類ごとにホルムアルデヒド発散建材使用を『面積制限』される)
  • 換気設備の義務(ホルムアルデヒドを使用しなくても機械換気設備の設置を原則義務付け)
  • 天井裏の制限(下地材をホルムアルデヒドの少ない建材にするか換気できる機械構造にする)

以上のように禁止じゃなく、制限だけの建築資材はまともな建築業者はあまり使用しなくなるため、格安で売買されます。
リフォーム原価を下げ、儲けを増やしたいリフォーム業者は、こういう「粗悪品」を多用する可能性があります。
リフォームを依頼するさい、いっそのこと、「シックハウス症候群原因物質、一切、使用しません」と宣言しているリフォーム業者を選ぶことが大切と思われます。

シックハウスにかんする改正建築基準法令は、以下のリンク先のような概要になります。

〔建築:建築基準法に基づくシックハウス対策について – 国土交通省〕

(本文、終了)

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※追記:リフォームモニターは終了しました。※

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