再利用できるもの=再利用計画書とリサイクルできる資材でのリノベーション

再利用できるもの

再利用できるものでマイホームをリニューアルすることは、エコロジーに貢献しているようでけっこうなことです。

しかし、リノベーションで、新品のほうが安いものまで再利用できるアイテムとしてリサイクルしつくすと、リノベーション費用が驚くほど割高になることがあります。

建て替えにおいて、再利用できるものとは元の素材が高級で頑丈な大黒柱や床柱に限られ、その他のものは新品で用意したほうが割安なことが多いです。

住宅新築の足場写真

よく、テレビのリフォーム番組で風呂場のタイルなどを再利用してインテリアデザインに使うことがあります。

あれなど、すべて自分でリフォームするのならシャレになりますが、業者にこれをやらせるとなると無駄な作業に人件費を割くという非効率が生まれます。

割れたタイルを壁に塗りこんで、ガウディの建築物のようにセンスよく見せるのは、街中のリフォーム屋さんには役不足であるからです。

再利用できるものでリノベーション

もともと建て替え工事と、リノベーション(大規模リフォーム)との違いは、費用の「安上がりさ」にありました。

建て替えが住宅をゼロから設計・建設するのに比べ、リノベーションは旧住宅の躯体を再利用することでリニューアル費用を安くあげられるというメリットがありました。

再利用できるものとして建物躯体をリサイクルすることで、建築材料の調達原価を抑えられるというのがリノベーションの売りでした。

もし、間取りを全変更するのなら、躯体を大幅に改変することになり、リノベーションのメリットが生かせないので、建物解体して建て替えをしたほうが安上がりです。

リノベーションと再建築不可

リノベーションはスケルトンリフォームともいい、再利用できるものとして残す躯体以外を全取り替えするものです。

つまり躯体は「中古住宅」のままだから新築よりは当然、耐久性が劣ります。

リノベーションが流行りだした当時は、割安感が売りでしたが、今は建て替え費用とそう変わらない高値になってきていて、割安感を感じるリノベプランは少ないです。

今は、割安だからというより既存不適格物件で建て替え・再建築が不可能だからリノベして「新築そっくりさん」にするという需要のほうが強いようです。

もし、割安だと思ってリノベ工事を考えているなら、一度、建て替えの業者からも相見積書を取り直したほうが良いでしょう。

再利用計画書

リノベでも建て替えでも、現状有姿の住宅で使用している柱とか床材を再利用できるものとして残すというオーダーを受けることがあります。

それら再利用アイテム(瓦や木材、廃材)はその家のオンリーワン資材であり交換の利かない大事な部材です。こうした場合、「再利用計画書」をもって細かく具体的にリサイクルします。

表面がキレイで再利用できるものと思っていた木材が解体してみたら裏側が腐朽していたというケースもあります。

そんな可能性に対する代替案も施主さんと打ち合わせて、目標の仕上げに近づけるプランニングをします。

美しい床柱や一枚板の桧床など再利用できるものとして残したい高価な部材も途中で再利用が不可能になったり解体中に壊れること、などを想定して腹案を相談しあって決めるのがいいでしょう。

また、一枚板の桧が《全部使えなかった》りすることもあり、柱も《寸取り》して再利用することも検討し、これは再利用計画書に表記しておく必要があります。

この点は施主さんに再利用計画書の台紙を何枚も渡しておくのを忘れてはいけないところです。

建築現場の足場写真

再利用できる資材と再利用計画書

風呂やトイレなどの排水・配管工事では、現場の養生も必要ですが、再利用できる資材を保管しておくスペース確保に神経を注いでおきます。

再利用できるものとして指定された資材は、オンリーワンなので、ワンボックスに積んどいて万一損傷・損失したら再利用計画がパーになります。

また、外部から見えない場所に不良が存在することも多く、それら現況を図面に記録しておくことは、再利用できるものを駆使した新築そっくりさん計画には必須です。

各部屋の内法寸法だけでなく天井裏の梁や野縁の位置確認、設備配管や電気配線なども経路を記録しておきたいものです。

再利用計画書および既存図面と現況図面を携え、作業途中の誤差が生じた時は、別の部分で誤差を調整するための設計・取扱い説明図として利用します。

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※追記:リフォームモニターは終了しました。※

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