リフォームローン審査、通りやすい基準、通らない理由と甘い調査方法

リフォームローン審査の通りやすい基準と審査が通らない理由について、まとめたページです。
リノベーションローンなど大口融資や住宅ローンと比較すると、「甘い調査判断」になるリフォームローンの審査に通らない理由について考え、通りやすい基準に合わせた申請内容にできるよう考察します。

リフォームローン

リフォームローンとは、住宅リフォームのさいに住宅金融支援機構や銀行・信金信組・ノンバンク等から受ける融資です。
住宅金融支援機構のリフォームローンは対象が、高齢者向け返済特例制度利用者、住宅債券積立者、住宅積立郵便貯金積立者に限定されています。

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リフォームローンにおいてリフォームとは、「改修工事」、つまり中古住宅の老朽化・劣化による故障に対する修理、および建物の機能維持のための修繕工事です。
リフォームは和製英語であり、英語の「reform」は和訳すると「改善」となり、「改修」と当らずとも遠からずなニュアンスですが、住宅用語としては使われません。
英語で、日本で言うところの「リフォーム=改修」を表現すると、「renovation(リノベーション)」か、「remodel(リモデル)」になります。

リフォームローンは、改修工事の請負費用(リフォーム費用)に対する融資になります。
日本の住宅用語のリノベーション、大規模改修・スケルトンリフォームや増改築は、リノベーションローンとしてリフォームローンと区別しています。

リフォームローン審査

銀行のリフォームローン審査に落ち、低金利の住宅金融支援機構の審査が通らないで困っている人は多いです。
信販・クレジット会社系の少し金利の高いリフォームローン審査なら甘いから、そっちで借入れしようかという人も同様です。

しかし、もともと自分が建てた、もしくは購入した当時は、公庫や銀行の住宅ローン審査が通ったのに、住宅ローンより融資判定基準の甘いリフォームローン審査に落ちたということには理由があるはずです。
信販・クレジット会社のリフォームローン審査に申し込むにしても、自分が審査に通らない理由を理解したうえで申し込まないと、クレジットローンも同様に審査落ちしてしまう可能性があります。

自分で申し込みをして、リフォームローン審査が通らなかった人から聞いた話では、その方がリフォームローン事前審査(仮審査)で落とされた理由は単純でした。
その方は、定年後、自分で商売を始めたものの年収は確定申告するまでもない百万円未満でした。
それでも10年以上食いつないでこられたのは、彼には月々ウン十万円の公務員年金があったからです。

リフォームローン審査の申請には、自営業・年収2百万円と「盛って」書いたそうです。
リフォームローン審査の、自営業者の年収の「通りやすい最低基準」は2百万円と言われているから、この人も審査に通らないはずありません。
それでも、審査に通らなかったのは事前審査の担当者に、「この年齢で自営10年もやってて年収2百万円って・・・」ともやもやした印象を判定され融資不可にされたのでしょう。
リフォームローンの事前審査に関しては、信販会社も公庫も、とにかく申込み数が多いので、不可解な要素のある申し込みは個人の属性まで判断せずに審査落ちにしないと全申し込みを処理しきれません。

自分で家を売る計算やマネープランを立てることが肝要。

この人は自分で申し込みして審査落ちしたけど、その後、リフォーム業者によって、その業者の提携ローンで申請して、リフォームローン審査を通り、融資が実行され、無事、中古住宅リフォームを施工されました。
変更点は単純で、「職種」を自営業者ではなく、無職・年金生活者にして、年金を収入として申請しただけです。
公務員の年金は、将来にかけて取りっぱぐれのない安全な担保になるので、例え預金ゼロでも大丈夫です。

リフォームローン審査 通りやすい基準

リフォームローンの審査に通りやすい、通りにくいを決める基準の1つには、融資担当者が「貸し倒れリスク」があるとみるか、ないとみるか、という点があります。
リフォームローンの借入可能年齢の基準はワリと高く、借入れ時70歳、完済時80歳までです。
これは、バリアフリーリノベーションなどのニーズで、高齢者にも柔軟に対応しようと金融業界が考えたためでしょう。

70歳まで借りられるのか・・・と意外に感じますが、これはサラリーマンを勤めたお年寄りの基準です。自営業の高齢者で、70歳過ぎてローン組まなきゃリフォームできないような人は、商才や将来性を危ぶまれ敬遠されます。
前述のように、年金収入が豊富なら「無職・年金生活」と書いたほうが「定職者」と見られるぶんマシです。

ちなみに年収の他、「勤務状態」についてもリフォームローン審査は甘いほうで、会社員・パート従業員なら勤続年数1年以上あれば問題なく、自営業者も3年あれば大丈夫です。
しかし、還暦を過ぎていて、低収入の自営なら「自営」よりも、年金生活やパート従業員と書くほうが、リフォームローン審査に通りやすいでしょう。

審査に通りやすい基準と通らない理由

リフォームローン審査に通らない理由に、他者借入れによる返済負担率の高さによって、借入限度額が足りなくなっている、という理由もあります。
金融会社間の個人信用情報データですから、他者借入のある一般人が審査のためにいじることはできません。
ただし、借り入れが真っ白な消費者ならば、返済負担率など関係なく、年収による限度額以上に借入できる可能性もあります。

年収250万円未満であれば、総借入額はその25%以内、という説があります。
そうすると、年収2百万円の人は50万円しか借りられない話になって、これではリフォームローン審査を通っても意味がありません。
しかし現実には、住宅街を見渡せば年金暮らしの高齢者が自宅をリフォームしているし、高齢者リフォームの「次次詐欺」なんて、何千万円というリフォームローン契約を背負わされています。

次次詐欺に騙されるお年寄りが高額のリフォームローン審査に通りやすかった理由は、報道を見ていれば、「元教師」などが多く、やはり、公務員年金・厚生年金の力だと思います。
しかし、審査に通りやすかったのはそれだけではありません。あれら事件の多くは、リフォーム業者が自社と提携している信販会社を契約解除されるまで使い倒していたはずです。
リフォームローンのローン提携しているリフォーム会社は、信販会社などノンバンクの担当者にとっては大切な代理店です。
高齢者相手の悪徳リフォームも、例えば着物や絵画商法の販売会社も摘発されるまでは、膨大な量の新規顧客を連れてきてくれる優秀な代理店なので、蔑ろにできません。
結果、被害者は複数社から莫大な架空の増改築やデタラメなリノベーション費用の借金を背負わされたわけです。

高齢者リフォームマーク

例えば、リフォームのナカヤマはアプラスと提携しています。アプラスにしたら、リフォームローンという高額契約を大量に集めてきてくれるナカヤマからの申込みには融通を利かせて当然です。
これは、見方を変えると「リフォーム会社にローン申請してもらうほうが審査通りやすい」ともいうことができます。
リフォームローン審査に通りやすい基準と通らない理由の境界は、こういう個人信用情報と関係のないところにも、存在するのです。

前述の、自分で申し込んでダメだった高齢者が、リフォーム業者から申し込んでOKだった、という事実もここに原因があるといえます。
リフォームローン審査を通りやすくするには、申込書において「自営→年金収入」といったように、安定収入があることをアピールすることと、リフォーム業者にリフォームローンの申請を相談することが近道です。
ただし、業者には、「リフォームローン審査が通って、融資が確実になってからでないと正式なリフォーム契約書は交わさない」と断りを入れておくことが重要です。

甘い借入目的で審査通りにくくなる

リフォームローンの審査が通りやすいからと言って、リフォームする際にリフォームローンを気安く利用することは、必要のない金利支払い負担を増やすだけのムダなアクションかもしれません。
数百万円のリフォームならローン借入をせざるを得ませんが、預金があるのに数十万円のリフォームローンを組むと、審査は通り借り入れはできますが、将来、不慮の資金繰り発生時に自らのキャッシング枠をそのローン組みのせいで狭めてしまう可能性もあります。

一般的なリフォーム依頼の金額は100万円以下のことがほとんどです。ローン金利もトータルで見れば安くありません。少額のリフォームは自己資金が用意できてから、もしくは貯金を使うなどして現金支払いすることが重要です。
さらに、もっと切羽詰ったリフォーム工事の需要がでてきた時、そのリフォームをローン借入しようとしても、リフォームローン審査が通らない可能性があります。
前回、甘い審査で借入したリフォームローンのせいで、ほんとに必要な借り入れが審査落ちさせられることもあるのです。

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※追記:リフォームモニターは終了しました。※

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