古民家風リフォーム費用=廃墟民家改修費用と古民家間取りDIY

古民家風リフォーム

古民家リフォーム・古民家風リフォームというリフォームデザインが流行っています。

古民家リフォーム費用は、今は希少な木材を使った建具を特注するなど、本当に再構築しようとすると高くつきます。

だから、「古民家風イメージ」を現在の加工品で再現しながら老朽化部分を刷新する古民家風リフォーム費用でのリノベ物件が主になっています。

古民家の典型は農家建築です。農家建築と呼ばれる古民家の間取りは、「田の字型」です。

古民家で構造のしっかりした伝統建築は稀である。

リノベーション(老朽化修繕+古民家間取り改装)

田の字型の古民家間取りとは、長方形の建物敷地を半分に区切り、片方を土間、もう片方を大黒柱を中心に襖で区切り、その間取りを「田の字」に見立てた古民家間取りの通称です。

古民家には建物の中央に大黒柱があり、大黒柱を中心に梁を組み横柱・床板を渡し、建物の四隅を支える外柱を立て、外柱同士の間にそれを支える柱を通し……というような構造設計になっていて、必然的に「田の字」になるわけです。

建物敷地の田の字部分を居間・食事部屋・寝間・奥の間に襖で仕切り、冠婚葬祭のときは、襖を外して大部屋にし、客を受け入れます。土間部分は竈や炊飯道具を置いた、「台所-兼-玄関」です。

古民家風リフォームで、この大黒柱中心の内装を本気で再現しようとしてもリノベーション(躯体を残す大改修)で本格的な間取り改装は困難です。50年以上前の老朽化した旧住宅の柱を残して躯体に耐久性・耐震性を期待するのは無理があります。

この手の古民家のスケルトンリフォーム費用は高額です。

古民家間取り

古民家という日本伝統の建築様式は、茅葺屋根と大黒柱、土間の竈と田の字間取りの座敷、縁側という用語が不足なく使用された造りである必要があります。

これらの構造を満たす様式の古民家も地方によっては建物の形態が地域独特です。

古民家間取りには、東北に多いL字の棟型をした「曲家(まがりや)」、北陸に多く世界遺産にもなった「合掌造り」、関西や四国に多い「高塀造」、典型的な九州建築の「くど造」、そして信州に多く古民家の代名詞イメージである「本棟造」などがあります。

ちなみに、神奈川県の鎌倉市・逗子市といった古都では、中古売買情報に古民家ではなく築古物件・古家が【古都の古民家】等として売られています。
これらの多くは、古民家のようにどっしりした造りではなく、昭和中期の安普請な建売住宅です。
設計も古民家間取りではなく、現代建築の建売間取りです。
古都・鎌倉というブランドフィルターがかかって古民家風に見えるだけで、同じ建物が都内の板橋区や荒川区にあったら、単なる下町の老朽住宅と評価されます。

古都や歴史地域の中古物件は、【イメージ・ロケーション代】がアドオンされていますが、購入する人が満足ならOKともいえます。
しかし、この手の古い町の中古住宅は道路付けが悪く、再建築不可物件になっている可能性があります。
耐震性・補強義務の法律が厳格化されたら、古民家風リフォーム・リノベーションでは、役に立たないかもしれません。

廃墟民家≠古民家物件」をDIYでリフォーム

茅葺屋根の古民家を購入して田舎暮らしをしたかった東京都内や横浜の都会人が、田舎暮らし業者に丸め込まれて「古民家風」とはいえない昭和中期の築年数の経過した「建売」を売りつけられ、せっせとDIYリフォームしている姿が日本中で見受けられます。

田舎暮らし気分をあおられて、風情ある古民家じゃなく地元では老朽廃墟・土地代だけの古家付き土地0円住宅)として売られている、「廃墟民家」を高値で売りつけられる都会人の多さは、閉鎖的で余所者に冷酷な田舎農家の多い地域にリンクします。

古民家リフォーム費用

そもそも本当の古民家を購入してリノベーションするのなら「物件取得費+古民家リフォーム費用」で、その地域の新築土地建物の定価に届くほどの高額費用になります。

原因は、古民家建物の需要を知った田舎暮らし不動産屋が物件を押さえていて、田舎物件の相場を「仕切って」いるので、消費者には高値買いしかできないからです。

古民家リフォーム費用は、天井も高くて煤落しや藁葺き屋根の葺き替えに昇降機が必要だったり、水周りの木材の交換が必要だったりして、作業工程が多いので、結果、高くつきます。

元々の所有者が住み続けるための古民家風リフォーム費用には意味と価値があります。
しかし、新たな移住者が古風・風情を求めて田舎に昭和レトロな中古住宅を買い求めてからの古民家リフォームは、費用が高くつくワリに耐久性などは乏しいまま改善されません。

住もうとする古い町の中で、【田舎暮らし物件】とされて都会人向けに売られているのではなく、地元民向けに「ただの中古住宅・建売住宅の売却」として販売されている築20年ほどの物件が、古民家風住宅の半額くらいだったりします。
こっちの地元民向けの不動産のほうが【正常価格】です。これを値切り交渉して安く買って、庭や外装にリフォーム費用を投下する方がかしこいといえます。

田舎には、地元の人が建売業者に勧められて子供のために建てたけど、子供は都会に出て、建てた家は空き家になっている、といった物件が多数あります。
現時点で、830万件もあるといわれる日本国内の空き家のうち十数ぶんの1くらいはそういうムダに建てられた空き家でしょう。
買うなら古民家風リフォームが必要そうな古家より、こっちです。

古民家リフォーム物件/古民家リノベーション物件

田舎の過疎地域で築浅の建売住宅が「普通中古物件」として売られ、これが裁判所の競売流れなどなら超格安で買えます。

裁判所サイトの競売情報は要チェックです。(bit.sikkou.jp

なのに田舎暮らし不動産屋の仲介をとおすと、同じ過疎地の築古の老朽家屋が「古民家リフォーム物件古民家リノベーション物件」として、普通中古の倍のヨソモノ価格で売られています。

それら「古民家リフォーム物件/古民家リノベーション物件」は、ハンパ管理の空き家なので損傷が激しく、購入してから高額なリノベーション費用を強いられるのを覚悟しなければなりません。

柱の修繕をする建築作業員の図

古民家DIY

唯一、古民家風住宅を購入して損をしない人は、古民家を自分でDIY改修して厭わない人だと思います。

逆に古民家DIYの自信がなければ、古民家風住宅の購入はデメリットばかりの散財になります。

もし、自分で古民家DIYできるなら、古民家風住宅(DIY物件)の探索は、ネットじゃなく自分の足(クルマ)で探すべきです。

住みたいあちこちの田舎にクルマを飛ばして、目ぼしい古民家風の空き家を見つけたら、地元の不動産屋をとおさずに直接所有者に物件購入をアプローチするのが正道です。

要・古民家風リフォーム費用

田舎農家の排他性は前述のとおりですが、直接訪問を何度か繰り返せば、中には安値で売ってもいいという、資金繰りに追われた農民もいるかもしれません。

手軽さだけをメリットにネットで古民家物件を探すと、田舎暮らし業者に引っかかります。

足で探せば、ネットの田舎暮らし業者に地元じゃ誰も買わないような古民家リフォーム物件を、さも、お宝のように売りつけられ、古民家リフォーム費用で貯蓄を使い果たす悲劇を避けられます。

ネット広報はタダなので、ヤフオクなど不動産個人売買サイトでも、田舎暮らし業者が個人の所有する古民家を装って、「要・古民家風リフォーム費用」の廃墟民家を売りに出しているので注意が必要です。

「古民家のリフォームを自分でやれる」という人も、ネットでなく、クルマで動き回って探す方が、半値以下の出費で済むので、ぜひとも足で探して欲しいです。

三和土=古民家玄関の床土の材質を意味する

古民家風の農家住宅は、玄関が土間といわれる土の床になっています。

その土間を三和土(たたき)と呼び、これが一般名称として現代民家のコンクリートの靴脱ぎ場も三和土と呼ばれています。

しかし、三和土は本来、場所を指した言葉ではなく、古民家間取りの「玄関・床材質」を表す言葉です。

三和土とは、赤土などの粘土に消石灰と苦汁を混ぜて地面に敷き詰めた土材を、叩き棒という材木でガチガチに突き固めた状態のことです。

粘土と石灰とニガリの「和」となった土材であり、突き固める叩き棒にちなんで「三和土」と呼ばれます。

だから古民家の玄関は、土間や三和土よりも正確に表現すると「三和土材の玄関間」となります。この伝でいうと、「土間」も古民家の土材の玄関間になりますが、現代では日本民家の「土足部分の総称」になっています。

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※追記:リフォームモニターは終了しました。※

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