リフォーム訪問販売のコツ―リフォーム・クーリングオフ

リフォーム訪問販売のコツ

リフォーム訪問販売のコツとして、よく言われるのは「近所で改修工事してて挨拶に来ました」的な切り出しの営業トークです。

〔訪問販売〕でリフォーム営業している営業マンの多くは、高額歩合給に惹かれてリフォーム業界に飛び込み、ダメなら他の業界にまた転職する「風来坊さん」が多いです。

リフォームとか〔建築知識〕がないぶん、情に訴えてセールスしようという気持ちが強いので、長時間にわたり世間話をしゃべり続けたり、土下座したり、泣き落とししたりが日常です。

訪販リフォーム業者には長続きする就労者も少ないので、体系的にマニュアル化されたリフォーム訪問販売のコツといったものは具体化されていません。

訪問販売リフォーム会社、新入社員

通勤ラッシュのイメージ

以下は、大体の訪問販売リフォーム会社の午前中です。

求人広告でやってきた初心者営業マンを、応募翌日から朝礼の「セールス・ロールプレイング(2人1組で客と営業マンを演じあう)」に参加させ、そのノリで車に乗せて訪問営業の現場へ。

訪問営業ができずモジモジしてるだけの初心者もいるから〔自社リフォームチラシ配布〕をさせる準備もします。いちにちふつかで辞めるのを前提に経営側も考えています(〔タダ働き〕要員)。
このへん(人件費0円チラシ配り)は、経営する側としての、リフォーム営業のコツというところでしょう。

リフォーム訪問販売のセールストーク

始めてのセールス、《 大半の先輩が入社半年以内というリフォーム訪販では先生がいない 》から、独自のセールストークを即興で作らないとなりません。

だから、素人が思いつきやすい、

「今、ご近所でリフォーム工事させてもらってて、ご近所さんに挨拶回りしてまして」

というのが営業トークのスタンダードになっています。

訪問販売リフォーム業者の多くは、実際に工事する家庭のご近所さんを回って施工前の挨拶をします。

だからあながちウソではないし、一戸建てリフォーム費用や改修技術が良心的なら、訪販営業トークが問題になることもありません。

この点、練りに練られた商品先物などの投資詐欺と比べ、セールストークに「罪がない」というか、キッカケ作りの為に仕方なしに言っちゃってる感があります。

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このトーク、全国的に同じようなもん、というか東京都内や神奈川はこんなもんです。

しかし、消費者もトークされ慣れていると「ご近所って『誰さん家』だよ?ウソついてっと警察呼ぶぞ!」と恫喝されるケースも多いようです。

「近所でリフォーム工事してて、ついでに・・・」というトークには、改善の余地が大いにありそうです。

リフォーム訪問販売営業の効率性

リフォーム営業では、訪問セールスマンが3~5人のチームに別れて営業車両に乗って、各自の営業予定エリアに向かいます。

この時、【駐車場代節約のコツ】として、大き目の団地の中や、公園横でタクシー運転手が休んでいるような場所に路上駐車して、付近の一戸建てをローリング作戦でくまなく廻ります。
これは、私の知る限りのリフォーム訪販会社だけではく、東京や横浜の多くのリフォーム会社で慣例になっている営業交通スタイルだと「想像」します。

とすると、【路駐】の善悪は置いといて、非常に勿体ないことをしている訳です。
ほとんどの訪販営業が、同じ路駐ポイントを起点に、同じ家庭を重複して訪ねているからです。
実際、訪問先で「昨日はナカヤマさん、先週はオクタさんがきたわよ!」と言われることもしばしば。

逆にいうと、近所に路駐スペースのない超住宅密集地、再建築不可物件ばかり溢れているような、路地の奥の奥なんかは【穴場】です。
物理的に車ルートの訪販営業マンが訪問しにくい場所だからです。

営業成績を上げるコツは、未開拓分野をどんどん切り拓いていくことです。
建て直しできない住宅であれば、リフォームによる老朽・腐朽の予防には関心が高いものです。
予算だけの問題でリフォームをちゅうちょしているご家庭もあるでしょう。

訪問販売のニーズがあると予感する理由は、再建築不可の売却~買取の案件を扱うと、物件所有者さんから「うち、リフォームしといたほうが高く売れたのかね?」と必ず聞かれることです。
自宅を売る気になるまでの間も、何度もリフォームすることを考えていたことでしょう。

良心的なリフォーム訪販会社

悪徳リフォーム、特に耐震診断や雨漏り点検詐欺は、高齢者を騙し抜く点で許されるものではありません。

また、見よう見まねで「リノベします」とかいって、重要な躯体を切ったり壁を取ってしまったりする、危険なリフォーム工事も罷り通っています。

この点、消費者(および実家で高齢の親が独居してる人)は注意が必要です。(別記事、『親の家リフォーム』も参照ください)

しかし、リフォーム工事会社も千差万別です。訪問営業会社もしっかりした業者さんがほとんどです。

実家に帰ったら見違えるようにリフォームされてて、親に聞くと「訪問販売営業の業者にリフォームしてもらった」といい、リフォーム代金も割安だった――なんてのもよくあります。

施工内容の種類も水周りの改修補強、増築工事など職域は幅広いです。

水道工事

相見積書でリフォーム価格の妥当性をチェック

依頼者さんが、営業さんとの実家リフォームの範囲を取り決める契約時の打ち合わせは、《 依頼する内容をしっかり確定させる 》ことが大事です。

それと、リフォーム会社がマトモかどうか、またリフォーム費用の妥当性を知るために、相見積書を何社かととって比較することは重要です。

業者が決まって、リフォーム契約書も交わし、工事が始まり工事途中に元もとの瑕疵が見つかり補修の追加工事を行うときもその度ごと〔見積書〕を取って費用確認しなければなりません。

費用の正否、高い安いのリフォームトラブルは消費者側にも責任の一端があることが多いので、《 いちいち確認しあうこと 》がリフォーム業者を上手く使うコツです。

リフォーム訪問販売とクーリングオフ

「実家に帰ったら家が超キレイにリフォームされてて驚いた。親に聞いたら訪問営業のリフォーム屋さんだった」ということもありますが、その反対も多いです。

今だに多いのが、高齢者を狙った次々リフォームです。規制されてる筈なのに被害例をよく聞きます。

こういった時、多くの家族は「クーリングオフって7日だっけ?8日だっけ?どっちにしても『過ぎ』てる」と諦めてしまいます。

しかし、クーリングオフ期間は8日間でも、高齢者を狙った詐欺まがいの商法には、別の法律を適用できます。

リフォーム営業のコツと適量販売解除

結露防止工事でも耐震工事でも、同じような工具を何度も取り付けて、同じボッタクリを何度も繰り返す業者には、適量販売解除権(過剰な商品売付けの撤回)を1年間以内なら行使できます。

8日間のクーリングオフ期間を気にしなくてもいい訳です。

一人の高齢者に同じものを売付ける業者への「適量販売解除権」を行使するのを、悪徳業者のほうで回避するために、何社も会社名を使い分けたりしていますが、この「別会社作戦」は最近、通用しなくなってきています。

リフォーム訪問販売の広告営業トーク

リフォーム訪問販売のスタイルも新聞折込営業のスタイルも多様化してきています。

最近は、リフォームモニターを折込みチラシやネット営業で大々的に行っていて、タチの悪いのもいます。

実際は募集してないのに、リフォーム訪問販売のきっかけトークとして、「モニター価格でやらせてもらってますので――」という業者もいます。

しかし、新規オープンに付き、ほんとにモニター募集してる業者さんもいるので、見分けは難しいところです。

訪問販売は特定商取引法によって規制されています。「リフォームモニター募集」によって、集客し、何の無料特典もなく無駄なリフォーム工事を強行するヤカラには特商法58条が適用されます。

これらは、クーリングオフ期間が20日間です。一口に、クーリングオフと言っても、7日~20日~1年と幅広いものです。ここら辺は、自治体の消費者センターに相談するのがベストです。

新築住宅の瑕疵担保責任

新築住宅を購入したら、《 瑕疵担保期間の2年以内になるべく修補させる個所をみつける 》ことが大事です。

インスペクトを表すデザイン

この期間に修繕すべき箇所をみつけ、新築工事をして「瑕疵」をつくった張本人に「(当然)無料で補修させる」に限ります。

新築業者に建てて2年以内に文句を言えば、ネットの批判を恐れて真摯に〔無料で〕瑕疵補修を行うはずです。

保証期間は保証にならない

どの新築業者も、もっと長い『10年保証』を付けてはいます。しかし、保証を付けてるから必ず実行するわけじゃありません。

3年以上も経つと、「それは、自然劣化だ」とか「使用方法に問題がある」等と屁理屈を並べて、絶対に改修しようとはしなくなります。

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5年経ってしまうと、《 保証期間以内だったり、建てた時から調子が悪かった 》としても、「悪質クレーマー客の言いがかり」になってしまうので注意です。

(本文、終了)

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※追記:リフォームモニターは終了しました。※

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