クロス張替え相場=壁紙リフォーム費用・単価料金の市場平均価格

クロス張替えを自分でするためには、クロス張替え相場に詳しくなることが必要です。このページでは、クロス張替え・壁紙張り替え費用の原価・料金内訳などにつき解説しています。
また、後半では【土壁を壁紙シートに張り替える】自社のリフォーム作業工程を実例として、クロス張替えdiyの流れを写真付事例として紹介しています。

クロス張替え

壁紙リフォーム、つまりクロス張替え改修で重要なのは、刷新感=イメージチェンジできた達成感です。

クロス張替えとは、リフォーム施工のうち、居室の内壁や天井の壁紙・クロスを、既存のものを剥離し下地を整えて新しいものに張替え、交換する工事のことを意味します。

老朽箇所を改善する一般的なリフォームや、安全性を確保するための介護認定リフォーム、耐震リフォームと違って、クロス張り替えは「やらなくても支障がないリフォーム」です。

(結露で発生した黒かびの除去や、老朽で剥離した壁紙の補修、という『改善目的の壁紙リフォーム』もありますが、多くは余裕があってするオシャレ目的です)

であれば、自分の気持ちをアゲる、ハイセンスなデザインのクロス張替えをしたいものです。

自宅、自分の家の絵を描く写真

しかし、「下手に派手な壁紙を選んで生活に馴染まなかったら?」と保守的になって地味な壁紙を選び、施行後になって「もっと冒険すれば良かった」と後悔する、失敗談的な施工事例が沢山あります。

そして、壁紙クロスの張替えで起こるリフォームトラブルも数多くあります。

壁紙リフォーム自分でクロス張替え

壁紙リフォームを自分で施工する「クロス張替えDIY」や家リフォームを自分でやる人たちの施工失敗トラブルは、ほぼ自己責任です。

しかし、壁紙リフォーム業者によるクロス張替えによって起きたトラブルは、消費者としての救済方法が法律により用意されています。

クロス張替えが壁紙リフォーム業者によって完了し、いつもの生活をしていたらいつのまにか壁紙にヒビが入っていたというトラブルがあります。

壁クロスのひび割れは、素人がリペア(修理)しようとすると不細工な仕上がりになります。そして、自分で補修してしまうと壁紙リフォーム業者の施工不良の証拠が「滅失」してしまうことになります。

だから、クロス張替えで生じたひび割れは自分でリペアしようとせず、業者に再施工を要求しましょう。

この際には、ホームセンターでクラックスケールというヒビその他の幅を計る工具を買って、クラックスケールをひび割れにあてがって写真撮影して記録に残します。そして、壁紙リフォーム業者への再工事の要求は文書で行います。

クロス張替えによるひび割れの証拠写真を添付して、「瑕疵担保責任に基づく工事のやり直しを求める」といった内容を通知します(参考:瑕疵担保責任判例)。

クロス張替え・壁紙張り替え費用

クロス張替え壁紙張り替え費用】は、リフォーム業者に委託する場合、その施工料金のほとんどは【職人さんの人件費】です。
よって壁紙張り替え費用が激安な業者の場合、「契約下請けの職人さん」がパート代金並みの安さでバイト作業するため、「安かろう悪かろう」な仕上がりになる可能性があります。

クロス張替え相場から比べてかなり格安な壁紙リフォームだったりすると、業者が安さを盾に修理してくれないと勘違いして、「安いから仕方ない」とクレームを遠慮してしまう施主さんがいます。

しかし、ほとんどのリフォーム業者は、施主のクレームには真摯に対応します。
激安リフォーム業者でも、わざと下手な仕上げにするはずがなく「色んな現場を掛け持ちする下請け職人さん」が慌てて工事した結果、やむを得ずザツな施工になるだけです。
リフォーム会社は実態を知らないだけなので、クレームを言えば、ハッと(職人さんの手抜きに)気づいて、恐縮しながら手直し工事にきてくれるはずです。

ひび割れリペア程度の軽作業を面倒がってトラブルになるより、キチンと補修して将来別の場所のリフォーム工事を依頼してもらった方が広告としての費用対効果が高いからです。

その伝え方としてベストなのは上記のとおり、証拠写真を伴う文書通知です。文書だと攻撃的に思えるかもしれませんが、電話でトラブルになるより、よほどマシです。

欠陥住宅トラブルは、電話対応による感情論に起因する事もあり、消費者としても怒りをぶちまけて口喧嘩にするより、理路整然と文書で不手際を指摘するほうが無駄がありません。

恨みもない相手にわざと欠陥リフォームをする業者もいません。クロス張替えで欠陥が発生したことは、消費者から伝えないとリフォーム業者は知らずじまいです。

自分の施工した壁紙クロスの張り替えリフォームに瑕疵があると分ったら、「恐縮」してやり直し工事をしてくれるでしょう。

リフォームに瑕疵(標準・基準に劣後するような施工)があれば、民法上、リフォーム業者に瑕疵担保責任があります。
しかし、ほとんどの業者はマジメであり、法律どうのこうのより客に好かれクチコミされることを大事に思っていますから、一部の高齢者リフォームの次次詐欺業者以外は、確実にクロス張替えのやり直しに応じるはずです。

前述のとおり、リフォーム業者に頼むとクロス張替え・壁紙張り替え費用の内訳は、ほとんどが【人件費&中間マージン】です。
壁紙シートその他の原材料費は支払い総額の1~3割程度で、ほぼ職人さんの賃金になるわけなので、格安業者さん相手でも、下手な仕上げをされたらすぐに再工事をお願いするのはフツーのことだと考えましょう。
DIYリフォーム用の資材が豊富な現代なら、自分でクロス張替えdiyをしても職人の手仕事とさしてかわらぬ結果が得られるのですから、失敗工事に目をつぶるのは損です。

クロス張替え相場

クロス張替え相場には、地域差が余りありません。土地価格の高額な東京都内23区でも、田舎でも資材原価や人件費に格差がないからです。

かえって、価格値下げの「競争原理」が働いている都内23区のほうが田舎より相場が安いこともあります。

リフォームのナカヤマやリクシルなど全国規模の大手が、クロス張替えその他のリフォームの価格相場を作っています。地方も都内もそれを基準とします。

つまり、「クロス張替え相場=リフォームナカヤマやリクシルの施工価格」といってもいいでしょう。

クロス張替え相場は、メートル単価1,200円くらいが平均です。このクロス張替え相場の平均値は、メートル(m)であって、平米(㎡)ではありません。

クロス張替え費用を面積で表示するのに、なぜ、平米じゃなく、メートルであらわすかというとメートルのほうがクロス張替え費用が「視覚的に安上がりに感じる」からです。

クロス・リフォーム壁紙は、90cm幅のシートで売買されています。つまり、1m売りの面積は「1m×0.9m=0.9㎡」です。「1㎡より小さい0.9㎡」です。

リフォーム広告などで小さく表示されていると、「m(メートル)」も「㎡(平米)」も同じようなもんかと思ってしまいますが、メートル表示の施工面積は1㎡よりも0.1㎡寸足らずなのです。

なので、クロス張替え相場は、「m@1,200円」が平均ですが、クロスの張り替え相場を平米単価で表すと「㎡@1,320円」となってしまいます。

壁紙リフォーム会社のクロス張替え相場を比較する時、「m@1,200円」の会社と「㎡@1,320円」の会社があると、「m@1,200円」の会社の方が安そうですが、【実質価格はまったく同じ】です。

壁紙リフォーム費用@張替平米単価

壁紙リフォーム費用(クロス張替え費用)は、ほとんどのリフォーム会社でパッケージプランとして用意されています。これはクロス張替え相場とともに、大手業者がパッケージを標準とし、中小がそれに倣う感じです。

仕上げ資材には定価・小売価格がありますが、実際のクロス張替え費用を含むリフォーム工事の費用は、建物の形状(=施工建物がマンションか戸建てか)や老朽化度合いによって差がでます。

例えば和室を洋室に改装するさい、壁の施工にはクロス張替え以外にも、和室の真壁を洋室の大壁に替えるための壁面解体&下地入れ作業などの準備費用(リノベーション費用)が必要です。

和室の天井をクロス張り替えするには、天井板と吊木を撤去して、改めて天井を造作します。

クロス張替えの際、下地にデコボコがあったら薄い壁紙によるリフォームでは凸凹が表面に浮き出ます。よって、下地を加工し平坦に改修繕する作業も加わります。

壁紙を剥がしてみて、下地の痛みが激しかったら、追加工事が必要になります。

かようにクロス張り替え相場というものを、一面からだけで数値化することは難しいわけです。よって、クロス張り替え相場という金額上の平均は数値化しがたいものである、と言うことができます。

クロス張替え相場と平均費用・料金

「この地域のクロス張替え相場はいくら?」は、正しくは、「クロス張り替えの最近の契約金額の平均値は?」という表現になります。

リフォーム費用は地価じゃないから、地域の公式な「契約金額=壁紙リフォーム費用の平均値」なんて正確な統計はありません。

調べるとしたら、そこで取引されている案件(クロス張替え料金)の相見積書を複数社ぶん取り寄せて大まかな統計を取る形になります。

こうしてリアルデータを揃えると、【地域で最も受注の多い会社】の壁紙リフォーム費用の相見積書が数多く集まることになります。

そして、リフォームのシェアはナカヤマやリクシルの寡占状態であって、統計100件中7~80件くらいは大手受注の可能性が高いです。

となれば、ナカヤマの広告が週に1~2回は新聞折込で入ってくる地域のクロス張替え相場を考察するのに、個人業者の請負価格は調べても意味がないことになります。

クロス張替え相場、つまりナカヤマやリクシルの壁紙リフォーム費用の「平均価格」は、見積書を取り寄せたりしたものがネット上でも参照できます。

しかし、これから自分がオーダーするクロス張替え費用の比較対称にはなりません。

理由は上記のとおり、クロス張替えを始めリフォーム工事は、「物件の個性」により施工内容も費用も変わるからです。

ところで、ナカヤマなど大手のクロス張替え費用は昔に比べて安くなっています。

クロス張替えDIYを休暇を利用して施工できる、セルフリフォームのためのDIY壁紙が発売され、中古住宅リフォームDIYを実践する消費者が増えました。

リフォーム大手としては、細々した中小零細の同業より、消費者のDIYへの大きな流れに対抗するほうが重要と考え、DIYとの価格差をなくすべく、格安料金を提示してきているのじゃないか?と考えられます。

クロス張替えDIY

クロス張替えDIYの流れ、自分で壁紙貼りをする方法を以下に解説します。
DIYでクロスを張り替えするなら、最初は、失敗した時やりなおしやすいよう、施工面積の小さいトイレ室内を使ったトイレリフォームDIYで【練習・diy体験】をしてみてから、面積の大きい廊下や居室の壁紙張り替えにトライしていきましょう。

クロス張替えによるDIY壁紙リフォームは、自分で改修するDIY工事の中で「一番『達成感』があり『失敗の少ない』工事」です。
家具の自作やドア建具の交換等の木工作業は、木材の採寸がずれると不具合や使い勝手の悪さが生じ、「やらなきゃ良かった感」で一杯になります。
また、予備の建具や木材を用意するのは「高くつく」ことになり、もったいないものです。
これに対し、クロス張替えDIYは、壁紙シートやパテ・溶材の予備を多めに買っても壁紙張り替え費用(壁紙シート料金)は、さほど高くなりません。またクロス張替えは失敗した時のやりなおしが容易です。

リフォーム業者に頼む時のクロス張替え相場は、職人さんの人件費に左右されることは上述のとおりです。8割がた職人請負料金であり、これを自分でDIYするのならかなり格安な壁紙張り替え費用ですむわけですから、原材料費にはよゆうをもってしかるべきです。
以下に、クロス張替えDIYの参考になるような築古物件の「土壁トイレを壁紙シードで張り替えるDIY工事の流れ」を、当社の工事の実例をもって説明します。

壁紙シートに土壁リフォームdiy

土壁を壁紙シートにdiyリフォームする工事のキモは、土壁・砂壁の表面のボロボロ落ちる土材・砂材の部分をキレイに除去し、壁紙シートを貼り付けるためのベースとなる【壁の地肌】をスベスベのまっ平らな平面にすること、です。

壁紙シートは進化していて、ホームセンターに行けば、すでにシール状に接着剤のついた便利なクロスが貼られています。
DIY用の壁紙シートをまっ平らな壁に貼り付ける【貼り付け技術】に素人と左官屋さんとの間に、大した技術の差は生まれません。
対して、土台となる壁面の壁肌を凸凹のないよう、スベスベにする技量は左官屋さんに素人が勝てません。
しかし左官屋職人さんが1時間で仕上げる作業を1日かけて丁寧にやることを楽しむのが日曜大工・リフォームdiyの醍醐味でもあります。

以下に、リフォームモニター募集に応募されたお客様のご自宅を施工したさいの、【トイレの土壁を壁紙シートにクロス張替えするリフォーム作業の実例を写真付で説明します。

壁紙シートの生地見本【ショールーミング】

クロス張替えdiyのイメージ作りのため、ホームセンターに行って壁紙見本を見せてもらいましょう。「ネット壁紙通販」でクロス購入する場合でも、実際に【壁紙生地見本】を見て、壁紙シートの質感や厚みを確かめましょう。ネット画像とクロス価格だけで選ぶと、変な壁紙が送られてきて、一気に「DIY気分」が下ります。
今どきは、ブランドバッグや服の購入も店で見てネットで購入する【ショールーミング】が流行りですが、壁紙やインテリア用品なら尚更ショールーミングによる現物チェックが必要です。

〈壁紙シート生地見本〉

〈壁紙シート生地見本〉

写真は、サンゲツの壁紙生地見本です。DIYするならば、壁紙シートは絶対に日本製にしましょう。

これから壁紙シートを貼るために土壁・砂壁の表面の土材を剥がしていきます。
リフォーム業者でさえも、この土壁剥がしを面倒くさがります。代用に【土壁の上にパネルを貼り、その上から壁紙シートを張る】という、大ざっぱな荒業工事を勧めてきます。
土壁の上にそのままパネルを張るなら【左官職人技量=0】です。
素人でもできますが、その結果、パネルの後ろは昔からの汚れた土壁がそのまま残るわけです。パネルの後ろで土材・砂材が時と共にボロボロ落ちて、見えない場所ながらも汚らしい感じがします。

〈土影・砂壁の写真〉

〈土影・砂壁の写真〉

これが「気持ち悪くない」ならパネルを土壁の上に被せて張付け、その上に壁紙シートを貼るのもけっこうですが、せっかくリフォームするのなら、土壁をキレイに剥がし、元々の壁の地肌に直接クロス貼り付けすることをお勧めします。

土壁を湿らせて、表面の土材・砂材を柔らかくし、ヘラで剥がしていきます。

〈壁に噴霧する写真〉

〈壁に噴霧する写真〉

写真では電動の噴霧器で霧状に水分を壁に噴射し、壁表面の土材・砂材を湿らせています。土材・砂材に水気を含ませ剥がし易くします。
DIYでやるなら、100金ショップで園芸用の霧吹きを買ってきて、電動噴霧器代わりに使います。園芸用キリ吹きを2つ買って、二丁拳銃のように両手で交互に霧吹きし【霧吹き時間の短縮】をします。
壁の表面についている土材・砂材は湿ればグズグズになり掻き落としやすくなりますが、壁肌自体は湿った程度で崩れ落ちることはありません。
水浸しになるくらいまでたっぷり霧吹きしましょう。

自宅のクロス張替えdiyなら時間はタップリ

土材・砂材の表面がシットリしてきたら、ヘラでの掻き落とし作業に入ります。
壁を傷つけずに土材・砂材をこそぎ落すために、写真のようにヘラを壁にたいらに近い角度で当てて、削っていきましょう。
壁面に直角にヘラを当ててガリガリやってはいけません。

〈壁土を剥がす写真〉

〈壁土を剥がす写真〉

この土壁はがしdiyは、2時間くらいかかるでしょう。剥がした土壁のクズは、【5kg入り米袋】くらいのゴミ量になります。
工事の前に床に新聞紙とビニールゴミ袋を敷き詰めて養生し、ゴミが溜まるごとに新聞紙とビニールを取り替え養生しなおします。

土壁を全部剥がしたら、数時間、置いて壁面を乾燥させます。自宅のクロス張替えを自分でDIYするのですから時間は自由ですし、反日くらい放置してもいいでしょう。

〈壁肌を乾燥させる写真〉

〈壁肌を乾燥させる写真〉

トイレの場合、電気ストーブを室内に入れておけば、土壁を剥がすために霧吹きして湿った元壁の地肌を1時間くらいで乾かせます。
この放置は、壁の地肌にこの後パテ塗りして壁の凹凸をなくすために大事です。

壁紙シートの下地作り=壁紙張り替えの成功

湿った壁が乾燥したらパテ塗りです。パテには防腐剤・防カビ効果のある薬剤(今はホームセンターでシックハウス症候群対応資材が買えます)を混ぜ、水で溶いて塗っていきます。パテ塗りは水平・垂直に折り目正しく塗っていく必要はありません。

〈壁にパテを塗る写真〉

〈壁にパテを塗る写真〉

パテが乾いた後で表面をこすって平らにするので、とりあえず厚塗り部分や塗り残しができないように均等になることを心がけて、【パテの粘度(水っぽくならないこと)だけ】には気をつけて、塗っていきましょう。

パテ塗りをし終えたら、1日おいてパテを乾燥させます。

〈パテ塗り後の壁面写真〉

〈パテ塗り後の壁面写真〉

このクロス張替えdiy作業は時間を置くほど効果があります。ゆっくり工事する心算なら、パテ塗りした後、1週間置いて、クロス貼りは翌週の日曜大工にしても大丈夫です。

ここからは【2日目】の画像です。

〈パテ壁を研磨する写真〉

〈パテ壁を研磨する写真〉

パテを塗って1日置いて乾燥させた「表面がパテでおおわれた壁」をクロス貼りの前に紙やすりで研磨し、スベスベのまったいらに磨きあげます。
リフォーム業者の場合は、グラインダー(電動研磨機)を使って、パテ壁の表面を一気に削り、凹凸のないようツルンツルンにできますが、自分で壁紙シートを張り替えるクロス張替えDIYの場合、100均ショップで目の細かい紙やすりを買ってきて、カマボコ板や折畳んだダンボールに巻きつけ、紙やすりを平面状に壁にこすりつけ、乾燥したパテ壁のオウトツを無くしていきます。

〈壁肌を平面にする写真〉

〈壁肌を平面にする写真〉

壁の表面に塗られたパテのデコボコを平面にならすための作業ですから、不規則な擦り方でいいので、目視で見つけた壁面の出っ張りやへこみの周りを擦って平らになるよう馴染ませます。
テレビに出てくる伝統の京壁左官職人の匠みたいに壁を鏡のようにピカピカにする必要はありません。あくまで壁紙シートを壁に貼り付けた時に凸凹して接着しにくくならないためのクロス張替えにおいての下地作業ですから、細かいことを気にせず全体を見渡しながら作業しましょう。

こちらはグラインダーとヤスリで磨きあげたパテ壁です。パテ塗りの斑があるように見えても、壁肌は壁紙シートがピッタリ馴染むようなスベスベになっています。

〈壁紙シート貼る前の写真〉

〈壁紙シート貼る前の写真〉

新築当時の元壁の仕上げがけっこう凸凹してたりするので、ヤスリで削ってるとパテを通り越して、元壁の地肌までこすることもあります。
それは元壁の仕上げが下手だったわけですから、自分の目視の能力を信じたほうがいいです。
このように壁全体を紙やすりでスベスベに地ならししたら、クロス張替えdiyの最終工程、クロス貼り作業に入ります。

クロス張替えdiyの最終工程、クロス貼り

クロス張替えdiyの最終工程、「クロス貼り」の開始です。クロス・壁紙は、壁面のトップ、天井に近い所をまず壁にキッチリ接着し、そこから下へ下へと張り込んでいきます。壁紙シートの幅は90cmです。

〈クロスを張付ける写真〉

〈クロスを張付ける写真〉

こちらのトイレは奥行き135cmの室内です。
135cm幅の壁には、90cm幅のシートと半分幅・45cm幅の2種類のシートが必要ということです。
今回は依頼を受けたお客様の家の壁なので、90cm幅のシートを高さ分用意し、45cm幅のシートは90cm幅のシートを45cm幅かける高さにカットし、余った壁紙シートは廃棄しました。
しかし、これが自宅トイレのクロス張替えならば壁紙シートは無駄なく切り張りしましょう。高さ220cmで135cmの壁面の事例で例えます。

〈たわんだクロスの写真〉

〈たわんだクロスの写真〉

【{90cm幅の壁紙シート×220cm}+{45cm幅の壁紙シート×220cm}】が必要なシートの量です。
他人の家のリフォーム工事をするなら、90cm壁紙シートを440cm(いちお、余分に5mぶん買う)が必要です。
でも、自宅の壁紙をdiyするなら【{90×220cm}+{(45×110cm)×2}】つまり、90cm幅の壁紙シートを高さの半分サイズ110cmぶん用意し、それを2等分して220cmの高さ分に節約利用することもできます。
パテ壁をキレイに研磨し、壁紙シートの貼り付けを丁寧にやれば、シートとシートの境い目が分らないくらいにできます。壁1面に3枚のシートを切り張りしても、1枚のシートであるようバレずに施工することも可能です。
こういう節約DIYをやるのも日曜大工の楽しみの一つです。

壁紙クロスを隙間なく壁面に張り込みするには壁面シートと壁面との間の空気を完璧に抜くことが必要です。

〈ローラー壁紙貼りの写真〉

〈ローラー壁紙貼りの写真〉

ピッタリと貼り付けるため、写真にあるローラーで壁紙シートをローリングし、空気の隙間を無くすこと、クロスと壁をみっちり吸着させるよう、圧着作業をくり返し行うことが必要です。
そして、壁紙シート・接着剤付クロスをローラーでまんべんなく壁面に密着させ、天井から床近くまで壁紙シートが壁にピッタリくっついたら、床近く、壁紙の一番下部の余ったシート生地をカットします。
この際のカットの仕方は、写真のように先端に2~3ミリの厚みのあるヘラや室内用チリトリなどを【定規】にして、カッターをあてがい、切り取ります。

〈クロスをカットする写真〉

〈クロスをカットする写真〉

こうすると、定規の厚み分2~3ミリが壁より余分に長くなりますが、のちの【違う季節や経年での壁紙シート収縮】を考えると、少しだけ長めにカットしておくことが重要です。
90cm幅と45cm幅の2枚のシート。先に90cm幅の壁紙シート貼りをキッチリ終えてから、45cm幅のシート貼りに移ります。
90cm壁紙を貼り終えてからでないと、この壁紙の端にピッタリくっつける形で45cm壁紙を貼りこむ、その境界線が定まらないからです。

〈クロス張替え後の写真〉

〈クロス張替え後の写真〉

壁紙張り替え費用の張り替え平米単価を節約

壁紙張り替え費用を計算するには、この90cm幅の壁紙シートの使用量が目安になります。
自分でdiyする時のクロス張替え相場は、壁紙シート価格がベースとなり、その壁紙張り替え費用の張り替え平米単価を安くあげるには、壁面面積計算を正確にして、クロス・壁紙シートを無駄なく切り分けて寸分たがわず、貼り付けすることが大事です。
さて、トイレ壁面がキレイに壁紙シートへの土壁からのDIYリフォームが終了しました。大切なのは、電源プラグ部分とか給水口部分など出っ張りの箇所です。壁紙を貼る時の障害になる部分はいったん取り外して壁紙を貼り付けてから再度とりつけます。

〈壁紙貼り後の電工写真〉

〈壁紙貼り後の電工写真〉

写真の電源は、今まで室内に電源がなかったのを電設工事で新しく電源を引き込んだものです。
元から壁面コンセントがある場合、コンセント差込のプラスチック部分を外してから、土壁剥がし、パテ塗り、壁紙シート貼り、を終えてから、コンセント差込口をはめ込みます。
このようにして、土壁から壁紙シートへのクロス張替えDIYを実践します。

〈クロス張替え完了の写真〉

〈クロス張替え完了の写真〉

自分で工事する壁紙張り替え費用

上記のように、自分でクロス張替えする壁紙リフォームを実施する費用、つまりDIY壁紙張り替え費用を安くあげるには、正確な壁面採寸をしてムダのない壁紙シートの購入・カッティングを行うのがベターです。

自分で壁紙を貼るdiy作業にかかる料金費用は、壁紙シートの原価(および接着剤・パテその他の諸経費)程度です。
日曜大工のつもりで遊び心を持って、自分でリフォームdiyをくりかえすと数回で【リフォーム業者・左官屋さん技術のコツ】みたいなものをマスターできます。

自分でdiy工事して、人件費ゼロ、資材原価のみなら失敗しても趣味の経費として割り切れますし、勉強になる意味で無駄がありません。
クロス張替えはぜひ一度、自分でdiy工事にトライしてもらいたい、簡単なリフォーム作業部分です。

(本文、終了)

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※追記:リフォームモニターは終了しました。※

リフォームのご質問・ご相談は、facebookのメッセージから受け付けます。 急ぎで作ったメッセージやりとり専用ページです。→【リフォームQ|facebook】 物件売却希望の東京~神奈川以外のかたは、今後は facebook リフォームQ へお願いします。 (2017/01/24)