清川村移住と売れない土地―神奈川県清川村の土地と売れない土地の処分方法

神奈川県清川村(愛甲郡清川村)

神奈川県愛甲郡清川村の分譲地を清川村役場あげて広報をし、一大セールスしたそうですが1件も購入希望の申込みがなかったそうです。

神奈川県内唯一の村、移住促進策に申し込みゼロ|読売新聞

4大新聞やテレビメディアに頼み込んで春・夏・秋と〈大盤振る舞い〉っぽく広報してたみたいです。

建築木材の材木置き場。

清川村観光、温泉・バーベキュー・キャンプ・川遊び

神奈川県愛甲郡清川村や丹沢はよく釣りに行きましたが、この相模原地域には観光ダムの宮ヶ瀬湖や管理マス釣り場(清川村リバーランド)、キャンプ場がいくつも(愛甲郡清川村煤ヶ谷に集中)あります。

清川村リバーランド(管理マス釣り場)

清川村リバーランドは、管理マス釣り場としてデートで行くなら人口の川で足場も安全なので最適な場所。虹鱒や岩魚は1匹単位で釣り上げると購入する事になります。

清川村リッチランド(オートキャンプ場・露天風呂)

清川村リッチランドは、オートキャンプ場・コテージ・バンガロー・露天風呂と揃った「自然多目的呼吸空間 リッチランド」も東丹沢・愛甲郡清川村の名物施設です。

清川しっぽ村(清川村犬猫避難所)

清川しっぽ村は、東日本大震災で被災した犬・猫を保護し、里親を探す活動をしてる「清川しっぽ村」という団体もあったりして、すごくホンワカした田舎暮らしができそうな場所です。

別所森のコテージ花の木(コテージ・バーベキュー)

花の木は、清川村商工共栄会が運営するコテージです。

麻生区のブロッコリーの葉

丹沢の渓流では山女や岩魚がザラに釣れて、買い物は相模原や隣接する東京都八王子市の大型ディスカウントがあるから生活費用が格安。

神奈川県民にはお馴染みのアウトドア地域。定年後に4WD車持って移住するなら最高の場所です。

清川村移住―採用、土地の価値

でも子育て世代の清川村移住を期待するのは無理だろう・・・・って気がします。

地元農家の相続人が、「こんな村いやだ」といって村を離れ、居住するには利用価値が低くて売るに売れない元山林だった土地に若い夫婦が移住しても〈採用先0(役所に就職するくらい?)〉で先立つ仕事がないでしょう。

清川村の売れない土地価格

そして、「清川村移住を!」とPRするワリに、移住用に用意した土地の「元値」の設定が高い。土地が売れないで困っているクセに役所を通すとなったらいきなりボッタクリ価格で販売してはマズイです。

舟沢分譲地販売案内/清川村役場

ネットを見れば、周辺相場から移住用の土地価格の高さが分ります。かつて楽天市場が客寄せのためにモール出展者に指示した〈定価より水増しした割引前小売価格〉並みに元値を高く設定した土地価格。

これでは、「購入希望ゼロ」は当然と思う。「普通なら900万円以上の宅地を、今なら4割引、50坪500万円」というのが売りなようですが、清川村移住へのプレゼント価格で「坪5000円」で妥当でしょう。

清川村の土地で「50坪、900万円」て元値がいい加減。また、こういう田舎の調整区域に建てられた農家住宅は、建て替え不可物件である可能性もあります。(これは田舎物件全般に言える「中古物件注意点」です。)

相模原市の山林地帯の相続

清川村に隣接する相模原市は、神奈川県内において利便性や人気は藤沢市や茅ヶ崎市に劣るとはいえ、人口では横浜・川崎に次ぐ一大経済圏を持つ政令指定都市です。

相模原市は津久井湖で知られる旧津久井郡や周囲の町を合併して急成長したまだ新しい新興都市です。

いい~さがみはら|相模原市観光協会

同じ相模原市内でも大発展中の「市街地」と同じ市域とは思えない、山林地帯が市内にまだ残っています。その相模原市になったばかりの山間部に実家がある知り合いがいます。

sinrin

その知人から、《清川村に隣接する相模原の田舎部分にある売るに売れない》実家売却のスッタモンダを聞いていたので、今回の〔清川村土地購入希望者0事件ニュース〕の、清川村による土地価格設定に疑問が湧いたわけです。

相模原の外れ、観光地や道の駅近所の山林分譲地

相模原市の外れともいえるその相続不動産の場所は、どう考えても市街化調整区域で資産価値もなさそうでした。

20数年前にサークルのキャンプで津久井湖に行った帰りに寄った時の記憶では、森の奥の豪邸だったのに、当時は広い庭だと思っていたのが他人の土地でした。不適合接道により再建築不可の建物のようです。

所有者である父が亡くなり、知人を含めた息子らの共有財産となったまま放置され、現場に行った時には廃虚化してました(7~8年くらい前のことです)。

建築不可

何より、20年前は庭に見えた空き地に〈家〉が建てられていました(7~8年前にすでにその家も空き家化)。父親の生前は、自宅前の景色を壊されたことに怒り、抗議してたようです。

私道紛争は自分の財産を増減させる戦い。

でも、これは目の前の土地が〔分譲地〕とは知りつつ、購入者が現れないと過信していた父親に、100%非がありますから抗議しても無意味でした。

眺望や景観侵害は、景観が不当に侵害されていなければなりません。

知人の豪邸の前の土地は、いつかは他人が住む分譲地だし、その前は国道、国道の先は単なる森林で〔侵害されたと主張できるような美観の景色〕がなく、裁判にもならないはずです。

自分は家を建てたのに、その近所に家が建つはずがないと見込んでた父親の自己責任といえます。今となっては自宅のほうこそ、建築不可になって、相続人が手を焼いている状態だし。

建築不可の物件で査定価格つけられず

さて、知人に頼まれたのは売却を想定しての査定価格がいくらになるかの相談でしたが、建築不可の建物だし値段のつけようがない。

知人方の親族間で豪邸を共有持分のまま放置してあるのは、仲が悪くてトラぶっているのじゃなく単に遺産分割協議が面倒だからだそうです。

半年に一回くらいづつ、空き家の管理と草むしりに兄弟持ち回りで訪れているそうでした。

津久井湖や宮ヶ瀬湖、相模湖ピクニックランドへの観光ルートの途中とはいえ、この場は観光資源なし。こういう交通アクセスの悪い観光エリア途中に土地を(割高と知らず)買って、自宅建てて老朽化していくパターン、全国共通です。

今年のGWに観光した静岡県の伊豆高原も同じような景色で、一帯は高級別荘地&東京のベッドタウンを売りにして分譲建築された、広い間取りの〈邸宅〉の名残りみたいなものが沢山建っていました。

伊豆高原情報 | 伊東観光協会

【東京都市部・湘南・西湘・相模原】空き家管理に帰省する人〕に書きましたが、新幹線通勤で可能な【通勤圏】は、熱海や三島であって、熱海駅や三島駅から更に私鉄に乗り換えて行かなきゃならない、伊豆中部は【通勤圏】に成り得ない。

それと同じように、知人が相続したこの実家も、同じ相模原市であっても、市街地とは【別世界】でであり、土地価格査定には天と地の格差が出ます。

相模大野などの市街地は小田急線、JR横浜線・相模線が縦横に走る、東京新宿や横浜など大都会への通勤圏。かたや、知人の実家は同じ市内でも、市街地まで1時間数本のバスで片道600円。【通勤圏】に成り得ない。

相模大野ステーションスクエア

売れない不動産はいつまで経っても売却不可能

「そんな場所だから、査定0だよ」と教えてあげました。

ただ、よくよく聞けば前の土地建物の所有者も、自分の親と、この辺の地主を介した遠い親戚だとのこと。

(何で後から建てたのに廃墟になってるかは知らないけど)

調査員イメージ

国道に面した側の不動産と合わせたらけっこうな敷地面積になる場所なので、デベロッパーが買取などを打診してくるかもしれない。

その時まで兄弟なかよく不動産共有名義で放っておけばいいよ、遠からず買い手が現れるんじゃない?と無責任に答えたのが7~8年くらい前。

「今だに売れない!買い手なんか現れない!なんか手はない?」

と、この夏にまた相談されましたが「多分、無理」としか応えようがありませんでした。

平成28年以降は空き家対策法に基づく市区町村の条例が厳格化されます。相模原市の条例は知らないけど、たぶん維持も厳しくなります。

(本文、終了)

★☆★東京~神奈川で物件を探しています。★☆★

gold

※追記:リフォームモニターは終了しました。※

リフォームのご質問・ご相談は、facebookのメッセージから受け付けます。 急ぎで作ったメッセージやりとり専用ページです。→【リフォームQ|facebook】 物件売却希望の東京~神奈川以外のかたは、今後は facebook リフォームQ へお願いします。 (2017/01/24)