リフォーム仕様書―改修工事標準仕様書とキッチンリフォーム仕様書

リフォーム仕様書

リフォーム仕様書とは、リフォーム工事の仕上げ内容から使用資材の様式までの明細を記載した書式です。リフォーム仕様書には法令による定型の書き方や書式法はありません。

リフォーム仕様書は、リフォーム業者ごとの好みの書き方でかまいません。

リフォーム業者としては、毎回、異なったリフォーム仕様書のフォーマットを作成する必要はなく、決った雛形を使用し、内訳の数値と資材の詳細だけ書き換えれば事足ります。

というより、フォーマットの雛形を決めておかないと、他の顧客との作業データの比較を取りにくい事もあるので、ほぼ定型フォーマットに従ってリフォーム仕様書を作成します。

リフォーム仕様書のテンプレート、雛形

リフォーム仕様書のテンプレートは、インターネット上に無料で公開されています。

リフォーム仕様書テンプレートはほとんど著作権フリーですので、各サイトの雛形を参考にして、自社にしっくりくる自社専用のリフォーム仕様書を1つ作って使いまわせば効率的です。

リフォーム仕様書の内訳、工事の具体的範囲

リフォーム仕様書の内訳(内容)は、第一にリフォーム工事の範囲を記載します。これがリフォーム仕様書の「タイトル」のようなものです。

リノベーションやスケルトンリフォームには工事範囲はありませんが、例えばキッチンのシンク交換工事を「キッチンリフォーム」とか「水回り工事」としておくだけでは具体的内容が分りません。

「キッチンのシンク交換および改修作業」と具体的に記録します。

リフォーム仕様書とリフォーム契約書

リフォーム仕様書で大事なのは金額です。工事内容をリフォーム仕様書のタイトルだとしたら、金額はサブタイトルです。リフォーム代金の記述の後には、その支払い方法を記載します。

リフォーム仕様書は、「リフォーム契約書」ではありません。リフォーム仕様書に拘束力はなく、記載した金額も約束しあったものではありません。

しかし、金額はリフォーム工事において重要事項ですから、リフォーム仕様書・契約書・見積書に同じ金額・同じ支払い方法が記録されている事がリフォームトラブルを回避するプラス要素となってくれます。

リフォーム工事内容の保証、瑕疵担保責任

次にリフォーム仕様書に記載すべきなのは、施工期間と引渡し期日です。工事期間には、作業時間なども入っている方が便利です。

リフォーム仕様書に最後に記載すべきはリフォーム工事内容の保証、瑕疵担保責任の責任所在と契約解除についてです。

リフォーム仕様書の書き方

リフォーム仕様書の書き方に決りはありません。ネット上のリフォーム仕様書のテンプレートサンプルを見て、各サイトを比較しながら自社オリジナルを作成すれば失敗はありません。

キッチンリフォーム

キッチンリフォームは、キッチンタイプの変更やプランによると、かなり高額になる事もあります。

電気工事や配管、タイル工事や床・天井などの張替が必要になるケースもあるからです。

リフォームキッチン移動費用と改修工事トラブル

キッチンリフォームを依頼する側としては、現状の使いづらい点、不便な面をじっくり検討してからオーダーした方がリフォームトラブルがなく工事を終えられます。

アイランドキッチンを依頼して、途中から対面型に変えたりすると、リフォームキッチン移動費用など発生し、余計な出費がかさみます。

竣工まで悩む大工

キッチンタイプ・種類と人気の型

キッチンタイプには、対面型・クローズド型・ダイニングキッチン型・アイランド型の4つがあります。

対面型は、リビングダイニングにいる家族とコミュニケーションしながら調理できるため、家事の途中でも子供に目が届く。シンク前の壁を開放しているのが特徴です。

クローズド型とは、キッチンを食卓などとも分離独立させて調理に専念できるようしたもの。食卓と居間を両方見渡せる位置に設計することが重要といわれます。

ダイニングキッチン型とは、キッチンカウンターとダイニングテーブルを一体化したもの。調理と食事を一体し、不要な間仕切りをなくしたスッキリタイプです。

アイランド型とは、キッチンカウンターを「台所という『海』に浮かぶ『島』」に見立てて命名されたキッチンタイプです。

このキッチンカウンターを中心に居間と食卓を誂え、周囲を自由に動けるデザインに構成したホームパーティ向けの台所設計になります。

キッチンリフォーム費用

キッチンリフォームのさいは、施主の奥さまのイメージする仕上げ後レイアウトが重要です。「火気使用室」であるので法律に基づく内装設計が必要です。

奥さまのリフォームイメージのうち、物理的に不可能な点(キッチン周りに可燃材のクロス)を、契約前に正確に伝えて実行可能なリフォーム計画に修正し、キッチンリフォーム費用の最終見積もりに納得いただくことがリフォーム契約書の締結前の仕事です。

改修・インテリアリフォームの具体的要望と、修繕範囲など諸条件のヒアリングをします。このリサーチは現地調査と並行しながら、施工現場となる施主さん宅で行ないます。

中古アパート経営、キッチン

キッチンリフォーム事例を紹介しながらプレゼン

最初の打ち合わせでリフォームの計画の全体像を確実に共有します。一戸建て住宅の場合は、図面は施主が保管していますが、マンションの場合は理事会や管理会社が図面を管理しています。

施主の了解を得て、管理組合などに設計図の複写要請をします。これらの情報を集め、キッチンリフォーム事例を紹介しながら初回提案を作成します。

事前調査によって分った具体的なキッチンリフォーム内容と施主さんのイメージ図を、現場と図面から検証・具現化したものを、平面図・断面図・外装も含む場合は立面図におこします。

パース、スケッチしたものも用意し、ご家族で仕上がり予定を観てもらうべくセットで渡します。工事費・手続き費用・設計料金などの価格表も一緒に渡し、検討して貰います。

改修工事標準仕様書

公共工事の改修工事標準仕様書というのがあります。一般家庭のリフォームでは、改修工事標準仕様書といった言葉は使いません。

改修工事標準仕様書とは、世間的には「公共工事仕様書」、「公共改修工事標準仕様書」等と、工事の前に「公共」という冠がつきます。

つまり改修工事標準仕様書というのは、ほとんどが公共工事入札で仕事を取った業者が市区役所や都道府県、国土交通省などに提出する書類として使われるものです。

リフォーム仕様書と改修工事標準仕様書

よって、「改修工事標準仕様書」という言い方が一般家庭のリフォーム工事の明細書類に使われる事はありません。

あっても、業者さんがたまたまネットで改修工事標準仕様書というタイトルに惹かれて引用しているだけです。

ネット上のリフォーム仕様書のサンプルは、一般家庭のリフォームの仕様書の参考になりますが、改修工事標準仕様書は役所向きのサンプルなので、そのサンプルを一般家庭用に使おうとしてもズレたアプローチになります。

改修箇所の変更・追加~リフォーム契約書の締結

後に施主さんからイメージと違う点や改修箇所の変更・取止め・追加などの指示が入ったら、変更になった点を含めて再設計したプランと価格表を渡し、再度、説明をします。

リフォームでは構造・規模により、設計作業の内容が異なるため、実質業務を把握しあいます。

その後、施主さんから、この計画で行こう、ということになったら、進行状況報告と確認のペースや工期他段取りを確認しあった上でリフォーム契約書を締結します。

対面型キッチンの写真画像。

キッチン改修工事期日管理、リフォーム工事施工期日確認

実際にリフォーム委託契約をいただいたら、次にするのは、リフォーム工事成功のため、施主さんのライフスタイルの邪魔にならぬよう改修工事の予定期日と作業時間を徹底させることです。

綿密に施主さんのスケジュールを事前調査しなければなりません。これまでの間に、行政への申請他の雑多な業務は完了しておきます。

スケルトンリフォームと解体・下地・造作、竣工検査

リフォーム施工中、小規模改修だと、現場で進行箇所を施主さんと会うごとに説明できますが、仮住まいいただくスケルトンリフォームレベルの時は、解体工事・下地工事・造作仕上げ工程に進む合い間にもメールで詳細に報告を入れていきます。

竣工検査を行い、問題がなければアポイントを入れて、引渡し。引渡し時には機器類の取り扱い説明の他、使用法とメンテナンス方法などを説明します。

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※追記:リフォームモニターは終了しました。※

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